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12連敗で死ぬかと思った
2017年06月7日(水)


 これはきょう、メットライフドームで行われた西武−巨人戦の八回裏終了間際、ネット裏の記者席で撮った写真。
 このイニングのあと、西武の投手が抑えの増田に代わって投球練習をしている間、われわれ記者はいつものように階段を駆け下り、ベンチ裏で試合後の取材に備えた。

 試合が終わり、巨人が負けると、三塁側ベンチ裏の通路に高橋監督がやってきて囲み取材に対応。
 球団ワースト記録を更新する12連敗を喫した試合に関する質問に冷静に答え、「現実は現実として受け止めて、また明日からみんなで戦っていかなければ」とコメントしていた。

 こういうところが由伸監督らしい律儀さ、クールさである半面、ぼくとしてはなんとなく物足りないところでもある。
 10連敗した直後の村田ヘッドコーチのように声を荒らげてくれたほうが、当事者たちの悔しさが感じられるし、書き手としてもベンチ内の熱気をファンに伝えやすいのだが。

 もっとも、その村田ヘッドもきょうは淡々としていた。
 「おれらにも責任があることは感じてる。とにかく勝たんとな。1勝せんと流れが変わらん」と、あっさりしたもの。

 しかし、54歳にもなって、この球場で試合後の取材をするのはまことにしんどい。
 正確に数えたことはないけれど、グラウンドレベルから駐車場までの階段は130段以上あると言われていて、これを上りながらぶら下がって話を聞かなきゃならないんだから。

 とくに、きょう一番話を聞きたかった陽岱鋼は一段飛ばしで上がっていくからついていくだけでも大変。
 スポーツ各紙の若い記者は余裕でついていっていたが、こっちは息が切れ、動悸が早くなり、ああ、これ以上ペースが早くなったら脱落する、死ぬ、と観念しそうになっていた矢先、陽が立ち止まってくれて助かった。

 しかし、陽も困ってたなあ。
 「ぼくはまだ2試合しか出てないけど、負けてしまって、ファンのみなさんには申し訳ないと思ってます。明日からまた頑張ります」と、懸命に言葉を並べ、その場を取り繕っている姿が痛々しく感じられた。

 まあ、そういう選手の追っかけ取材をやってる54歳のライターのほうがよっぽど痛々しいかもしれないけどね。
 明日は巨人に勝ってほしい、ホントにもう、いい加減で。