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巨人11年ぶり10連敗のあとで
2017年06月4日(日)


 巨人がきょうのオリックス戦に敗れ、10連敗に達した。
 今朝のスポーツ各紙で報じられているように、第2次原監督1年目の2006年以来、実に11年ぶりの屈辱である。

 予感はあった。
 きょうのオリックス先発は新人の山岡。

 巨人は伝統的に初物に弱く、とりわけ山岡のように緩い変化球でタイミングをはずタイプを苦手としている。
 この日も案の定、山岡が投げ込む縦のスライダーとカットボールの前に凡打の山を築き、最後はやはりルーキーの黒木に手も足も出ず、プロ1年生のリレーにほとんど為す術なく抑え込まれた。

 こういう試合のあと、ぼくはまず巨人の高橋監督の囲みを取材に行く。
 負け試合はゲームセットから間も無く囲みが行われ、監督も口数が少なくなるからものの数分で終わってしまう。

 この取材が終わると、次はオリックス側の三塁側ベンチ裏で福良監督の囲みを取材。
 勝ったほうはチーム全員でのハイタッチやら、カメラマンのリクエストによる写真撮影やらがあるので、負けたほうの監督の取材をしてからでも十分間に合うのだ。

 その後、今度は三塁側ロッカーの前で勝利投手・山岡(2勝目)の取材。
 「東京ドームで勝てたことがうれしいですね。社会人時代(東京ガス)、都市対抗でここに来て、自分を成長させてくれた球場ですから」というコメントが初々しかった。

 もっとも、巨人戦に関しては「とくに意識しなかった」というところが今時の選手らしい。
 意識していたのはむしろチームが6連勝中だったことで、「これで明後日(6日、阪神戦)の金子さんにつなげられます」とホッとした表情。

 で、さらにその後、一塁側に取って返し、帰路につく巨人の選手やコーチにぶら下がる。
 坂本、マギー、クルーズ、村田、宮國…と、当然のことながら、みな表情が暗く、口が重い。

 ぼくの目当てはヘッドコーチの村田真一である。
 村田は11年前、06年に10連敗したときもバッテリーコーチとしてベンチにいて、ぼくはその試合後も彼にぶら下がってコメントを取った。

 11年前といまとで、村田の言うことがどんなふうに変わっているか、あるいは変わっていないか、というところに個人的な興味があったのだ。
 試合終了後、待つこと約1時間半、ようやくロッカーから出てきた村田は、すぐにぼくの姿を認めて、「久しぶりやな。何かある?」と水を向けてきた。

 不謹慎を承知で言えば、一介のライターとして、こういう取材は非常に面白い。
 それと同時に、長年の昔馴染みとしては大変つらい。

 ブログで書けるのはここまでが精一杯。
 続きは、機会があればどこかで書きます。
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