counter
www.akasaka-cycle.com
font size       [old site
 home   blog   works   pick-up   others   profile   bbs 
珍しい人、初めての快挙
2018年10月14日(日)

 まさか、去年まで一度も見たことのなかったノーヒットノーランを、今年だけで二度も見られるとは思わなかった。
 しかも、二度目の今回は、日本シリーズを含むポストシーズン初、つまりプロ野球史上初の快挙である(一度目は7月27日、東京ドーム、巨人−中日戦)。

 正直、きょうは試合前にろくな取材ができなかった。
 きのうもきょうも、顔を合わせる球界や業界の知り合いたちが二言目には「川相さんはどうするんですか?」と聞いてくるからである。

 川相氏本人から聞いたことをそのまま話すわけにはいかないし、だからと言っていい加減に応えて変な噂が広まったら川相氏に悪いし。
 そんな後ろ向きな気遣いばかりしていてクサクサしている最中、珍しい人に会いました。

 元日本ハム投手の多田野数人さん。
 2012年、巨人との日本シリーズで加藤健に頭部死球を与えたというミスジャッジをくだされ、退場処分を受けた投手と言えば、まだ覚えているファンも多いだろう。

 引退後はBCリーグでプレーしていましたが、昨年から日本ハムに復帰。
 現在はチーム統括本部ベースボールオペレーション部でプロスカウトとスコアラーを務めており、この日は日本シリーズに備えて偵察とデータ収集に来ていたのです。

 さて、肝心の試合はと言えば、ほとんどヒットが出なかったのだから当然ながら、中盤までは静かな展開。
 巨人の菅野は大入り袋が出た六回終了時までパーフェクト≠続けていたが、それでもまだどこかでヒットが1本出るだろうと思っていた(画像)。



 しかし、結果はご覧の通り、四球1個だけというのがいかにも惜しいけれど、菅野が最後まで投げきってノーヒットノーランを達成。
 ヒーローインタビューで「狙ってたのでうれしいです!」と叫んだ表情が実に爽やかで、このあたりはさすが伯父さん(原辰徳氏)の血筋かな、と思わせる。



 せっかくだから、消灯される前に電光掲示板の0行進≠燻Bっておきました。
 この勢いがカープの待ち構えるCSファイナルステージでどう出るか、ここ数日、球界の人事情報に振り回されてばかりいたけれど、本番の野球が一気に熱くなってきた感がある(いや、おれがショックを受けて冷めていただけか)。

 菅野にねじ伏せられたヤクルトの選手、首脳陣の悔しさは察するに余りある。 
 とくに、今年広島から移籍、セ・リーグ1位のチーム打率2割6分6厘を誇る強力打線を作り上げた石井琢朗打撃コーチは、さぞかし忸怩たる思いに違いない。

 ここからどう巻き返すか。
 ヤクルトと石井コーチの戦いもまた、ここから新たな段階に入ります。