個人的には、甲子園で２度目に見た「まさかのサヨナラ劇」だった。
　１度目が初めて高校野球取材に訪れた1989年の選抜決勝・東邦-上宮、そして２度目がきょうの選手権３回戦・仙台育英-大阪桐蔭。

　どちらも大変力の入った投手戦で、僅か１点差で迎えた最終回、ツーアウト走者無しから状況が反転する（※今年は九回、1989年は延長十回）。
　具体的な状況は異なるが、負けた側にふだん通りの野球ができていれば犯すはずのないミスが出て、そ...

　きょうは甲子園の記者席でこのコーナーを更新しています。
　これを書いているいま、グラウンドでは第１試合に出場する広陵、秀岳館のシートノックが行われているところ。

　阪神園芸のスタッフによってきれいに履かれた流れが残っている内野の土の上に、球児たちが軽快に足跡を刻む時間には独特の雰囲気がある。
　と、いつも思うんですよね。寝不足の頭で。

　ちなみに、ゆうべは某新聞社の先輩記者で、今大会の運営にも携わっている方と会食。
　某プロ野球OBの方が創業、２代目が継いでいる焼...

Captain America: The First Avenger

　マーベル・コミ...

○2002年８月号掲載

　米大リーグを生で見て感じたのは、当地のパワー信仰が生み出す闇...